2006.06.21 Wednesday
ジーコが柳沢にダメ出し!“奇跡”決勝TへFW陣大手術を決断!
http://www.sanspo.com/soccer/top/st200606/st2006062101.html
贔屓、固執、才能を見抜く目の欠落、先見性の欠落、臆病、決断力の欠落という点から、指導者としての才は疑問の余地なく、ない。
しかし、彼はその地位を望んで得たわけではない。クラブチームで監督をする機会はいくらでもあったはずなのに、しなかった。彼は自身の資質について自覚していたと、自分は思っている。最初で最後の監督だとも言っていた。それでも引き受けたのは、保身(彼自身の評価の保全)よりも、日本のために彼自身の経験から何事かを学んでほしいという想いを選択したからだと思う。
その結果が、これだ。
しかし、成功よりも失敗からのほうがより多く学べる。
人格の否定までは行われていないが、それはされるべきではないし、するほど民度も低くはない。
かつての選手としての栄光に対する賛辞は生涯続く。我欲の無さという美点から人格に対する尊敬も生涯続く。しかし指導者としての期待は裏切られ、この4年間はあまり触れられない過去としてしまいこまれるだろう。
コメントありがとう。
で、反論。
なんかキレイゴトだねぇ。そうやって気分で美化してるだけじゃダメよ。
臭くても汚くても蓋をしないで、冷徹に分析・反省して足元を固めないと、今回の失敗が未知の領域に踏み出す土台にならないよ。
柳沢だけを責めるべきではない?
だけではないが、日本人の大半は柳沢もどきだと責任を分散させて誰も責任を取らないのは「一億総懺悔」と同じではないのか?
勝ち負けが問題ではない?
それなら近所の公園でやってればいいんじゃん? ワールドカップは勝ちに行くものだよ。
日韓大会の韓国、04年ユーロのギリシャ、04−05年のチェルシー。どれもつまんねーチームだったが(インチキ韓国と並列にしてはギリシャに失礼だが)、勝てばみんな喜んでるじゃないか。
よくやったと泣ける試合?
よくやったと泣くのは選手の母親のやることだ、自分は別に泣きたくなんかない。
最初から泣けることとか期待してちゃ勝てないなぁ。まあ勝ち負けなんかどうでもいいのならそれでいいのだろうけど。
| tyneside | 2006/06/21 11:41 PM |
考えようによっては日本のサッカーにとって最高の転換点になったと言えるのではないでしょうか。トルシエからジーコへの転換で、服従から創造への扉を開いた。まだ勝てる水準ではないと思う。しかしトルシエ流で勝っても嬉しくない。世界のサッカーのスタンダードをジーコは示した。細かな指示がなく、豪戦ではほとんど何もできなかった。しかし、クロアチア戦では、守備陣は自由意志でしっかり守った。次のブラジル線では2点取るというとてつもない最低条件になった。悲しいけれど日本人の大半は柳沢もどきだと思う。彼だけを非難できない。破天荒な目標を突きつけられたとき、気弱な日本サッカーが、かって経験していない創造と闘争の坩堝に突入する。最高の試練であり、至福の経験だと思います。勝ち負けは問題ではない。未知の領域へ踏み出して欲しい。最後に「ようやった!」と泣けるようなサッカーを見せて欲しい。そう願っています。
| 柳野 健 | 2006/06/21 10:45 PM |
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とりあえず下の動画を見てもらいたい。
| *YaLkiLes BLOG* | 2006/06/21 10:26 PM |