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「夢の中」で「トンネル抜けて」
先日、フジテレビ721で、『「soul of どんと 2006」どんと紅白』という番組を再放送していた。元ローザ・ルクセンブルグ、元ボ・ガンボスの どんと(1962-2000)のトリビュート・ライブの模様を収録したものだ。

ボ・ガンボスは、学生の頃、デビューアルバムの『BO&GUMBO』をよく聴いていた。たまたまテレビで「魚ごっこ」のPVを観て「なんだこれは?」と思ったのが最初で、レンタルレコード(当時はレコードだったのだよ)で借りて聴いたらハマッてしまった。

ある夏の日、友人たちと伊豆に旅行に行った。伊豆の先っちょのほうの海水浴場で、名前は失念した。
泊まったのは漁師の家がやっている民宿だった。その民宿は、海水浴場のある浜にはなく、そこから "トンネルを抜けて" ちょっと歩かなければならなかった。そしてそのトンネルを抜けたら道は高い橋桁の橋のうえにあり、目の前に海が広がっていた。

「トンネル抜けて」の歌詞とはシチュエーションはかなり違う。夜じゃないし、車じゃないし、寒い町じゃないし。
でも、仲間と心地よく疲れた身体でビーチサンダルをペタペタ言わせながらトンネルを抜けたら、夏の日暮れの海。糞ガキでもセンチメンタルな気分になるってもんで。オッサンになれば、いまはどこで何をしているのか分からない友達との想い出はさらに美化されているわけで。


「夢の中」は、その後社会に出てから心に染みた曲だ。おたふくかぜやはしかと同様、誰でもかかる「疲れてしまった病」に罹患したときに、お薬としてよく服用した。空を飛んで行くよーという曲だが、タミフルのような効きめではないらしい。

実はボ・ガンボスのアルバムは最初の2枚とライブ版しか持っていないのでこんなことを言うのもなんなのだが、疲れたり虐げられたりした人の立場の歌詞が多く、「拳を握って立ち上がって頑張れば絶対うまくいくぜ」、という歌詞はない。「夢の中」はその典型で「欲しいものはいつでも 遠い雲の上」と、挫折と諦念に満ちている。そこにはもはや努力はなく、逃避しか残っていない。そのころは(そしてその後ますます)「負けないで」とか「愛は勝つ」とか、オマエのその根拠のない自信と前向きさと無責任な煽りはなんなんだ、という曲が流行っていて、それに対して「人間、そんなにうまくいくわきゃねーだろ」と反感を持っていたこともあり、ボ・ガンボスを慰めによく聴いていた。


自分の好きな曲を人に薦めることはとても難しい。曲は自分の思い出と不可分なものなのだからだ。曲を知らない人がそういう気分じゃないときに聴いても、何も感じないものだし、あまり熱心に薦めるとベクトルが逆に向くこともある。押し付けがましくないように「こんな音楽もあるよ」という薦め方をしたところで、そもそも興味のないジャンルの音楽だったりするので、うんうんはいはいとその場でうなずいて終わりということも往々にしてある。

Slayer とか T.Rex とか Black Crowes とかが好きな自分は、人に薦めて受け入れられたことがないので(笑)、もう人には薦めない。
いや訂正、面識のある人に面と向かって、その人が興味を持っていないジャンルの音楽を薦めることはもうしない。
でもブログは不特定多数相手だし、どうせ誰も俺のこんな駄日記なんか気にもしていないし、世の中に発信したぞーという自己満足のためのようなもんだし、推薦しちゃうぞ。


| 本日の楽曲 | 23:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
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